こんにちは、SmartShopping で Engineering Manager (以下EM) を担当している @hogemone です。本記事は前職メルカリでEMを担当した経験を活かし、SmartShoppingにEMとして入社1年経過後の振り返りになります。
1年という期間の中での話ですが、開発組織をより良くしようとしている方々に少しでも参考になるようおな情報が残せれば幸いです。またそれぞれの対策や施策はCTO含め周囲のメンバーの協力のもとに実施しています。
EMとして入社とはいえ、まだまだ比較的小規模な開発組織なので、自身もエンジニアとして開発に加わる前提で入社にはなります。また当時 SmartMat Cloud のリニューアルを予定している時期でもあったため、業務的にはまず既存コードを理解するところからはじめた記憶があります。
他の記事でも紹介されていますが、リニューアルにあたりマイクロサービスアーキテクチャーでの開発や k8s や Ambassador, Telepresence, Datadog などの新しい技術やツールを導入の前職での経験をいかしつつ開発とそのサポートを行っていた時期になります。
やるべきことははっきりしておりまずはリニューアルを成功させるという点で、迷うことはなかったのですが、組織的には課題がまったくないわけでもなく、以下のような対策を実施していたと思います。
リニューアルリリース後においては、一部リリース後にまわした機能開発を対応を行いつつ、以下のような安定運用に向けた改善を中心に対応していたかなと思います。
特定のチームとしてではなく、エンジニア全体のEMとして担当することになり、当初は新たに担当するチームメンバーと1on1するなかで、信頼関係の構築と環境が変わることによる不安の解消に割と時間をさいていたかなと思います。
またコロナウイルスの流行によって、リモートワークによる開発体制に移行したため、リモートワーク環境下における以下のようなコミュニケーション施策の実施を行っています。
SmartMat Cloud は事業者向けのプロダクトでしたが、SmartMat Lite は個人もしくは小規模事業者向けのプロダクトとして開発プロジェクトがスタートしています。なので一旦 SmartMat Cloud から、SmartMat Lite に軸足を寄せて、開発チームのサポートを行ってる状況です。
こうして振り返ってみるとやってきた対策や施策自体は特に目新しいものがあるわけではないですが、ちょっとずつ改善に向けて変化できてきたと思っています。現状を維持するのではなく変化しつづけることができる組織は強い組織になると信じています。